all on 4でインプラントに挑戦
2017年9月1日

インプラントで使用される「チタン」の特徴

インプラントは医学の進歩に合わせて様々な進歩を遂げており、その中でも特に大きな変化とされているのが使用される素材の変化です。

現在のインプラントの多くはチタンという金属で出来ているのですが、この金属は素材として軽く、強く、そして錆びづらく熱にも強いという性質を有しています。

これらの要素だけでも体に埋め込む素材としては最良のものではないかと思われるのですが、実はこれよりも重要な性質としてあるのが「生体親和性が非常に優れている」ということです。

生体親和性とはそれぞれの素材がどれだけ体から異物として認識されづらいかということを示す言葉であり、より簡単に言うのであれば「どれだけ体に害がないか」ということです。

チタンはこの生体親和性に非常に優れており、他の金属のようにアレルギーを引き起こすことがほぼありません。

もちろんアレルギー自体が完全に解明されていない症状ですからチタンは絶対にアレルギーを引き起こさないと断言できるわけではありませんが、少なくとも現在見つかっている金属の中では最もアレルギーを引き起こしづらい素材です。

これは体がチタンの成分を異物として認識せず、攻撃をしないというのが理由です。

そしてインプラントとしてチタンが用いられる際に注目したいのが、このチタンが骨と結合する「オッセオインテグレーション」という現象です。
チタンが人体から異物として認識されない状態が続くと成長した骨がチタンの周りに取りつくように広がっていき、成長した骨がチタンの表面にある細かな部分に入り込んでいくのです。

このオッセオインテグレーションがチタン製のインプラントで発生すると極めて強固に骨と繋がり、余程のことがない限り外れない状態になってくれるわけです。

こうした理由があるために、現段階ではチタンはインプラントにおいて最高の素材として扱われているのです。

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